長年にわたる経験を基に、伝統を重視しながらも自由な発想で持続可能な家庭料理を提供してくれる料理人 土井善晴さん、今回は「大豆昆布」をご紹介いただきます。調理時間の長い煮ものは調理時間に比例して消化がよくお腹に優しい料理とのこと。時間のあるシニア向けには挑戦しやすいメニューです。是非ためして見ようと思います。
材料(作りやすい分量)
- 大豆(乾)‥‥‥200g
- 昆布‥‥‥50g
- A:砂糖‥‥80g、しょうゆ‥‥大さじ3
作り方
- 大豆は洗ってざるに上げ水気を切る。
- 鍋に水カップ8を入れ火にかける。煮立ったらAを加え火を止める。
- 1の大豆を加え、そのまま一晩おいて豆を戻す。
- 3の鍋を強火にかけ、煮立ったらアクを取る。
- 落とし蓋と鍋のふたをして、煮汁の表面が静かに揺れるくらいの火加減で柔らかくなるまで約1時間煮る。
- 昆布は湿らせて柔らかくしてから、はさみで1cm四方の色紙形に切る。
- 5に6を加え再び落とし蓋と鍋のふたをして、煮汁がヒタヒタくらいになるまで更に1時間ほどにる。
- 煮上がったら、そのまま冷まして味を含ませる。
まとめ
- 乾物の大豆を味付けした汁で戻すのが味が含んだ煮豆をつくるコツです。
- 出汁の出る昆布を使うことによって、ふっくら、とろみのついた優しい味になります。