今回は、カリスマ家政婦と評判の料理人:タサン志麻さんが「あったか秋の食卓」と題してきのこを使った三つの家庭料理を紹介しています。
この中の「きのこと豚肉のソテー」では秋の代表的な食材である「きのこ」が持つ繊細な味と豚肉のしっとりとした柔らかさを楽しむことが出来ます。シニアにも優しい味となっています。
材料材料(2人前)
- 豚ロース肉(豚カツ用)・・・・2枚(300g)
- 生しいたけ・えのきだけ・まいたけ・・・350g(合わせて)
- にんにく(みじん切り)・・・1/2かけ分
- パセリ(みじん切り)・・・・適量
- 白ワイン(または酒)・・・・大さじ1
- サラダ油・塩・こしょう・・・少々
きのこは好みのものを数種類組み合わせても良い。今回は生しいたけ2枚、えのきだけ・まいたけ各1パックを使用。
作り方
1.食材の準備
- 豚肉は常温に戻し、キッチンタオルで水分を取っておく
- しいたけは縦半分に切る。えのきだけとまいたけは根本を落とし、大きめにほぐす。
- フライパンにサラダ油を大さじ1.5杯を中火で熱し、きのこを並べる
2.きのこを焼く
- きのこは焼き色がつくまで動かさず、約10分間こんがりするまで焼く。上下をひっくり返し同じようにしっかり焼きつける。
3.きのこに味を付ける
- 塩・こしょう各少々、にんにく、パセリを振り、全体をサッとまぜてバットに取り出しておく。
4.豚肉を焼く
- 塩2つまみ、こしょう少々を全体に振る。
- 別のフライパンにサラダ油大さじ一杯を強めの中火で熱したのち、豚肉を入れ、へらで押さえながら両面がこんがりと焼き色がつくまで焼く。
- 余分な油を紙タオルで拭いて白ワインを加え、蓋をして約5分間火を通す。
5.盛り付け
- 器に豚肉を盛り、その上に味付けしたきのこをバットから取りだし、盛り付ける。
- フライパンに残った肉汁を回しかける。
作り方のポイント
①きのこは加熱すると水分が抜けて縮むので大きめにほぐす。
②きのこを焼き付けるときは、触らない、動かさない。
③きのこの味付けは、必ず焼き付けた後に行う。
まとめ
1.きのこは繊細で優しい味ですが、内に秘めた”うまみ”を引き出すには”火入れ”と”塩使い”がポイントであるとカリスマ家政婦の志麻さんは強調しています。
2.きのこのシャキッとした食感とワイン蒸しした豚肉のしっとり柔らか食感を、子供や大人も、そしてシニアも味わいましょう。